詩人:どるとる | [投票][編集] |
いくつもの旅くり返しここまで来たのさ
自分の力が半分で
他人の力が半分で
ひねくれるなと言われればそういうことにするよ
傷つくのはいつも僕で
僕自身は僕自身でしか僕自身の痛みを感じれずに
花びら 一枚 落ちてゆく もう 戻らない闇の中へ
それは 今日という1日なんだよ
ほら 北風が吹くその中で僕はまた歩き疲れて眠ってた
そんな夢の中でさえも時間は刻々と過ぎ去って行くのさ
これほどの犠牲をはらってもまだ傷つけ足りないのかい?
僕はもうこんなボロボロなのに
花びらは いつでも
散るというのに
さまよい続ける
季節の中で
僕はまた傷つき
谷底に向かって
距離を狭める
ほら また近づいた
全ての終わりが
この悲しみが僕の心を歪ませる
揺れ動く正気
僕は自分の力でここまでたどり着いたんだ
傷ついたのは
悲しんできたのは
いつでも僕だ
そのために
負った傷も
なくしたものも
僕が背負ったんだ
ひねくれてると言われてもそれは真実に相違ない答なんだ
ほら 何か言ってよ
闇の向こうでただ笑う人たちよ。