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どるとるの部屋


[6103] 天体観測所の夜
詩人:どるとる [投票][編集]


君のことが好きな僕と僕のことが好きな君が
たったひとつのめぐり逢いから 愛を紡いでいく
そんな他愛もないことがどうしてってくらい嬉しくてたまらない
どうして君は君なんだろう
どうして僕は僕なんだろう

世界で誰より幸せにしたいのは君で
世界で誰より笑っていてほしいのは君で
だから君じゃなきゃ駄目なんだよ
なんて 笑ってる今が いつまでも続きますように 願うから

見上げた空に 広がる満天の星空
ひとつひとつが違う形 違う輝き
のぞき込めば 瞳いっぱいに広がる未来
君の未来

ページをめくる君とあらすじを読む僕が
互いの苦手とする部分を補い合いながら
カレンダーをめくっていく 雨の日も晴れの日も雪の日も
笑ったそばから泣いている
泣いたそばから笑っている

忙しい君は 自分の幸せより人の幸せを考えている
僕は知ってるんだ 人知れず泣いてる君を
強いんじゃなくて強がれないだけなんだ
たまには目一杯 僕の胸で泣けばいい 全部受け止めよう

天体望遠鏡を通して見た宇宙に
僕だけの星をひたすら探していた
だけど、そんなものはいくら探してもなかった
未来はみんなの未来

ほら 君が笑ってる
ばかばかしいことで
なんだかどうでもよくなるよ
また笑って明日から生きれそうさ

見上げた空に 広がる満天の星空
ひとつひとつが違う形 違う輝き
のぞき込めば 瞳いっぱいに広がる未来
君の未来。

2015/03/03 (Tue)

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