詩人:どるとる | [投票][得票][編集] |
思い出し笑いで日は暮れて また日は昇る
ありふれた毎日の片隅に放られた記憶の欠片
ただ そこにいあるだけの世界だ 僕にとって
その程度のもので
花は 隠れるように記憶の引き出しの一番奥に 咲く
昨日までは当たり前だった世界が今日は なぜか何かがあとひとつ足りないようなそんな感じだよ
そしてまたひとつ夜が明ければ 朝が気づかないあいだに 来てて まぶしすぎるほどの光がはじける
「なんとなく」とか「べつに」が口癖になって
あやふやな言葉で曖昧にしてしまった 答え合わせ
道端ですれ違う名前も知らない人 どうでもいいさ
もう何もかも
夢は 思い出という綺麗な名前をつけて 忘れたふりをした
大好きだったはずの世界が なぜかいつからか変わってしまったよ 好きが嫌いになった
そのくらいのささやかな違いなのに 見える世界が180度変わってしまう 昨日の青空が嘘のような雨
大好きだった場所
大好きだった人
大好きだった景色
そのひとつひとつ
忘れられるかな?忘れられるもんか
昨日までは当たり前だった世界が今日は なぜか何かがあとひとつ足りないようなそんな感じだよ
そしてまたひとつ夜が明ければ 朝が気づかないあいだに 来てて まぶしすぎるほどの光がはじける
大好きだったはずの世界が なぜかいつからか変わってしまったよ 好きが嫌いになった
そのくらいのささやかな違いなのに 見える世界が180度変わってしまう 昨日の青空が嘘のような雨
今日は生憎の雨。