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どるとるの部屋


[6299] 百年後も歌えるラブソング
詩人:どるとる [投票][編集]


こうして目を閉じると
いろんなことが瞼の裏に映る
泣いたことや笑ったことまで
ほんのささやかな思い出の日々が
僕の歩いてきた道のりに刻まれてる

多分 歳をとっても今と何も変わらないよ
頭も悪くて 不器用で 短足で
短所を上げればきりがないほどだけど
君が好きなこの気持ちだけは 百年後も同じ色だ

君が好きなことに これといった理由なんて ないよ
格好つくようなことは言えないけど
たとえば 百歳になっても今と変わらずに
愛してるなんて 恥ずかしげもなく
言える二人でいたい
約束しよう
永遠に愛してる

まじまじと考えてみりゃ ささいなことほど大切だったりするよ
生まれてから 死んでゆくあいだの
わずかな時間の中で 一番長い時間
一緒にいる人だから大切にしたい

うまく言葉じゃ伝えきれないけど
歳をとるたび無口になる 気難しくなる
ごめんなさいも言えない僕だけど
素直な気持ちをさらけ出せば 感謝でいっぱいなんだよ

今は今の愛し方 百年後は百年後の愛し方
肝心なことは わきまえているつもりさ
いつか この心の中にしまったままの
思いを言葉にして
君に届けたいんだ
愛してくれてありがとう

僕を選んでくれて
ありがとう
永遠に愛している。

2015/06/01 (Mon)

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