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どるとるの部屋


[6337] ダイアリー
詩人:どるとる [投票][編集]


遠い道のりを 歩いてきました
振り返れば 果てしない道が果てしなく
どこまでも 続いている
思い出というものがいくつか僕にもあります

ありがたいことに その思い出の中には
愛する人もいて かけがえのない時間が
数えきれないほど刻まれているのです

笑っていたこと 泣いていたこと
ただそれだけだって大切な思い出
過ぎ去った昨日 これから向かう明日
旅は続くよ そしてまたひとつ 今日は過ぎてく
あなたの思い出の中に しまわれるように

どこからが始まりだったのでしょうか
どこまで歩けば終わりは見えるんだろう
まだまだ 道は続く
涙も たくさん流したし 笑顔も浮かべたよ

言い訳は もう 飽きるくらい言ったし
さんざん逃げ隠れもした 弱音も吐いた
人も 憎んだし 人に憎まれたこともある

好きな人や嫌いな人 出会いのすべてが
けっして良かったと思う出会いじゃない
だけど別れる時にはどんな出会いでも
いつの間にか 僕の心に同じ気持ちが 生まれているよ
それは寂しさという素直な気持ち

夜の街が まるで海のように
暗い闇の中に 浮かんでる
あの明かりのひとつひとつが
人の営みなんだね
なんとなく 聞こえる筈もない
声に 耳をすましてしまう
なんとなく 見える筈もない
景色を 思い浮かべてる

笑っていたこと 泣いていたこと
ただそれだけだって大切な思い出
過ぎ去った昨日 これから向かう明日
旅は続くよ そしてまたひとつ 今日は過ぎてく
あなたの思い出の中に しまわれるように。

2015/06/18 (Thu)

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