喋ることを忘れた人形になりたいただ黙って 人様の暮らしを眺めていたい映画の中のワンシーンに過ぎないこの ひとときを 雨が 濡らすさよならの数だけ 朝は訪れて昨日とはまるで違う今日だ昨日会ったあの人に明日も会えるかなありふれた毎日が何より大事だと気付けない僕を否定しておくれ。
[前頁] [どるとるの部屋] [次頁]