一日の終わりに降る雨は散らかった思い出を片づけるようだなあ余計な配慮をするくらいならば生まれたくなどなかった産み落とされたこの悲しみにどうか終わりがあるならばその時、僕は命もいらないから目を閉じて 耳をふさいだままでも目をそらせない 聞き逃すことはできない生きてる音や 風のざわめき 川のせせらぎそれは 心に直接 伝わるメッセージかわすことのできないメッセージあなたが紛れもなく生きてることをどうしようもなく証明している。
[前頁] [どるとるの部屋] [次頁]