雨は昨日のうちにやんでしまった覚えているのはあのどしゃ降りの音痛みだけが 残されたのならば僕達は もう笑うことすら難しいこのまま何処までも優しく流れる君の髪のような 緩やかな時の流れさよなら 僕は今少しずつ 変わる色も形も昨日とはまるで違う僕になる遠くから差し込むささやかな 兆しドアを開けて 世界をあとにしよう昨日はもう何処にもないよ思い出は辛い場面さえ見せるならさよならをしよう あまりにも僕は多くの思い出を 愛しすぎたみたいだ。
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