さよならの場所を探して旅に出るなら
鞄には 忘れられた夢を詰め込んで
風の先を 見つめていたらまどろんでいた
随分 僕もあれから歳を重ねた気がする
別れ別れの道だからどうか名残はないように
薔薇色の日々だったよ 愛されたこと 愛したこと
笑いあった昨日 泣きあった今日 いろんなことが過ぎてく
たとえようもなく ただわき上がる感情にまかせて
幸せだなあなどとほざけば簡単に笑顔になんてなれてしまう
僕は今日も足りない言葉を探している
余白を埋めるための言葉を探している。
2015/10/08 (Thu)