詩人:どるとる | [投票][得票][編集] |
何かを求めて人は生きているんだろう
僕は何を求めて生きているんだろうか
わからない
なんとなくでこの歳まで日々を重ねてきたから
どこかで僕をうながす声が聞こえてたような気がするけど
かまわず無視した
さっきまでの自分なら覚えているけど昨日の自分はもう忘れてしまったのさ
置いてきた夢
捨ててきた理想
その数だけ
心につのる切なさ
そしてむなしさ
きっと今生きている僕が生き続けていったって何ひとつ世の中のためにだなんてなりはしない
けれど今が幻ならば明日もただの幻なのだから
今日まで歩んできた軌跡や足跡を幻にするわけにはいかないだろう
どんなに悲しいことが待ってたって
きっとどこかで雨宿りする 僕なら
そんでね悲しみの雨と切なさの風のあいだでちょっと思い出し笑いなんかする
考えたらちっとも
悲しくなんかないじゃないか
ああ 死なずにいて良かった良かった
もう 死のうだなんて考えたくないぜ
明日もまた弱気な自分 ぶちのめして現実に舞い戻る僕なのさ
親愛なる君よ 見守ってて 危なっかしいから。