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どるとるの部屋


[6617] 夕暮れ
詩人:どるとる [投票][編集]

なだらかに落ちていく雨粒を
ただ見つめていたら通りすぎたはずの
悲しみが今さら 僕を濡らす

さっきまでの街並みが死んだように静かだ
誰かと誰かの思いが繋がって
またひとつになる

待ちくたびれたように夕暮れを待ってる
僕がしてきたすべてはを何ひとつ 間違いじゃないと思いたい

ただそれだけで気持ちひとつぶん 心のお腹が空いたような

僕の前を歩いていたはずの夕暮れは いつの間にか僕のはるかずっと後ろを歩いてる。

2015/10/16 (Fri)

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