ホーム > 詩人の部屋 > どるとるの部屋 > 優しさが必要とされない時代で

どるとるの部屋


[6620] 優しさが必要とされない時代で
詩人:どるとる [投票][編集]


誰かのために 伸ばした手が
たとえば望まれない優しさだったとして

それを誰が知ることができただろう
優しさはきっと頭より先に心が動くから

人は人に優しくせずにはいられないんです

ありがた迷惑でも余計なお世話でも
あなたの為に何かがしたくて あなたの助けになりたくて

僕は報われないとしても あなたに手を伸ばすよ ありがとうが聞きたいわけじゃないけど

あなたの笑った顔が見れれば それでいいから

あなたの明日が 晴れ渡れば 儲けものだから。

2015/10/17 (Sat)

前頁] [どるとるの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -