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どるとるの部屋


[667] 音風
詩人:どるとる [投票][得票][編集]


僕の耳をやさしい君の声が音となって聞こえる
まるでそれは風のようにたゆたう

ふゅるりら
ふゅるりら
冬の街
通り抜ける風
ふゅるりら
ふゅるりら
誰かが残した足跡
旅の記録

それはすべて確かな音
それがすべて確かな色

今 音は風に変わり
僕の全身を包む
やさしい君の声が。

2009/12/10 (Thu)

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