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どるとるの部屋


[6777] 一握の光
詩人:どるとる [投票][編集]


目を閉じた世界の中で
耳をふさいだ世界の中で

僕は闇に目を凝らした
無音の中に音を探した

一握の光が 夜空を流れていく
弧を描くように 闇を切り裂くよ

冬の星座 瞬く夜の
ささやくような物語
風がくれたやさしさ
そっと持ち帰るよ

ありがとうと
愛してると
言葉にしなくても

僕には 見えるよ
僕には 聞こえるよ

ここにいるんだね
まぶたの向こうの光

舞うように降りる陽射し。

2015/11/07 (Sat)

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