詩人:どるとる | [投票][編集] |
見覚えのある傷痕だ
それは僕がつけた真新しい傷痕だ
愛しているなんて言葉でごまかしてきたけれど
気づけば 僕は何度も君のこと裏切ってる
どうして 大切なはずの人を傷つけてしまうのかな
僕にもよくわからない
でも聞いて この気持ちは嘘じゃないんだ
沈む夕日を眺めながら
泣いているときまって君は
「あなたは以外に涙もろいんだね」って 笑ったんだ
僕は君のすべてを 知りたいと思うけれど
君を愛するということは君の嫌いなところも愛せなければ
君の醜さも君の汚さも
すべてを 知りたいと思う僕になりたい
そしてそのすべてを迷いなく愛せる僕になりたい
そして僕の醜さや汚さも君に見せたい
そして同じように愛してほしいと思う
肌を傷つければ赤い血が流れるけれど
心が傷ついたときには涙が流れる
僕は君の何を知っているんだろう
君は僕の何を知っているんだろう
お互い知ったような顔してる
ずっと愛しあえる秘訣は お互いにあまり隠し事はせずに
ありのままの自分を見せあうことだ
それもせずに 愛を語ることはおこがましいのさ
見たいところだけ見て 見たくないところから目をそらす
そんな ことで大事なものは見えない
だから君のすべてを見逃すことなく
この目で見たい そしてどんな醜い君も
同じように君だと思いたいんだ
君の醜さも君の汚さも
すべてを 知りたいと思う僕になりたい
そしてそのすべてを迷いなく愛せる僕になりたい
そして僕の醜さや汚さも君に見せたい
そして同じように愛してほしいと思う。