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どるとるの部屋


[6950] きつねとたぬきの間
詩人:どるとる [投票][編集]


色のない日々 どことなく 曖昧なわく線

途切れ途切れに 繋がってゆく

宛もなく 世界の始まりから続いてる

どことなくとか なんとなくとか

形容しがたい あやふやな感情に付随する

花の色は 声も絶え絶えに季節の美しさを叫んだよ

それでも 濁ったような心は 捨てきれず

きつねとたぬきの間でどっちつかずのぼやけた輪郭線

その程度の迷いならいっそ誰かにくれてやればいいのに

その中途半端さがいつの間にか僕のすべてになっていた。

2015/12/04 (Fri)

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