うす紫色の空に 星が輝いて 無愛想な人は言葉もなく背を向ける飲み干した ワインをぶちまけたような夜このまま抱いていて僕の寂しさごとゆらゆら 揺れる花びらのような形唇に咲いた明日のその向こうでまた出会おう他愛ない話も くだらない出来事も相変わらずの毎日も 片付かない部屋も過ぎ去っていく 窓の向こうで あとは夜が明けるのを 待てばいい。
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