ホーム > 詩人の部屋 > どるとるの部屋 > ひとりぼっちのメリークリスマス

どるとるの部屋


[7060] ひとりぼっちのメリークリスマス
詩人:どるとる [投票][編集]


約束の雪は降る 窓の外は白い冬

子供たちは夜を待ちわびている

プレゼントの箱の中身が気になるよ

サンタクロースも大忙しだ
東へ西へ南へ北へ

ひとりぼっちで膝を抱えて泣いている

君にも サンタクロースは会いに行く

世界の果てまで 夢を届けにやって来る

メリークリスマスって笑いながら

今夜はかけがえのない夜になる
そんな気がするの

教会の十字架さえも白く染めて

高い屋根の上まで雪はかぶさって

願い事はあるかい?君には

叶うといいな 今夜は魔法の夜だから

クリスマスもない子供もいるんだよ

ご馳走もケーキも食べられない子供もいる

世界を見渡してごらん
君は幸せだ

ありあまるほどの幸せを手にしている

にもかかわらず 君はまだ足りないって幸せを欲しがる

足跡を 雪の道に つけて行く

この夜の中にはたくさんの夜がある

君はどんな夜を誰と過ごすだろう?

ひとりぼっちで膝を抱えて泣いている

君にも サンタクロースは会いに行く

世界の果てまで 夢を届けにやって来る

メリークリスマスって笑いながら

今夜はかけがえのない夜になる
そんな気がするの

すべての人の幸せを願うのは
今夜はクリスマスだから。

2015/12/22 (Tue)

前頁] [どるとるの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -