詩人:どるとる | [投票][編集] |
目蓋の裏で 目をつむったまま描いた
下手くそな 君の顔が悪魔のように笑った
知りすぎたよ 知りたくない醜さまで
愛に変えられたならもはや魔法だ
僕は僕以外の 何かになる ことはできない
だから 僕は僕が愛せない君を愛せない
だけど僕から少しだけはみ出して
レールを外れて つまらない掟から逃げた
花は咲いては散るそんな運命を
笑いながら 君の手を握るんだ
描いた自画像は 見えない心の姿
目をそらさないで それが君のすべて
そして僕のすべて
僕は僕以外の 何かになる ことはできない
だから 僕は僕が愛せない君を愛せない
だけど僕から少しだけはみ出して
レールを外れて つまらない掟から逃げた。