詩人:どるとる | [投票][編集] |
目が覚めたら そこにあった
広がった 世界が波紋のように
どこに続いてるのかわからない
ドアをくぐれば そこに世界があった
まだ形も色もなかった頃に
開いたドアの向こうに世界があった
意識がドアになって目を覚ました 僕は自我を 持って
知って言葉はないから 産声上げて 泣いたよ
気づいたときには ここにいたよ
開いたつもりもないドアをくぐれば
生まれたあとで誰かの胸に抱かれてた
そして僕は また探してる
神秘やロマンス 夢を食べて
力をつけて 血になって 肉になって
その何でもない 一歩が
明日につながるドアになる。