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どるとるの部屋


[7183] ドアをくぐれば
詩人:どるとる [投票][編集]


目が覚めたら そこにあった
広がった 世界が波紋のように

どこに続いてるのかわからない
ドアをくぐれば そこに世界があった

まだ形も色もなかった頃に
開いたドアの向こうに世界があった

意識がドアになって目を覚ました 僕は自我を 持って

知って言葉はないから 産声上げて 泣いたよ

気づいたときには ここにいたよ

開いたつもりもないドアをくぐれば

生まれたあとで誰かの胸に抱かれてた

そして僕は また探してる

神秘やロマンス 夢を食べて

力をつけて 血になって 肉になって

その何でもない 一歩が
明日につながるドアになる。

2016/01/10 (Sun)

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