詩人:どるとる | [投票][編集] |
大切なものを 見つける目を僕は持っているだろうか
目の前にいる 大切な人一人 笑顔にできないようじゃ
その覚悟もたかが知れてるね
誰かが落とした ハンカチさえも
見てみぬふりして 拾えないようじゃ
人に優しさを求めすぎたよ
僕と同じ 気持ちにはなれないのに
数えきれないほど溢れる人がいるけれど
はたしてどれだけ自分より他人を思える人がいるんだろう
声にならない心の声を 聞き取る耳を僕は持っているかな
汚れた言葉に 耳慣れてしまったから
誰かが言う 汚い言葉にも何も 思わなくなってる
人に簡単に死ねと言うような 世の中に
いつからなったの それが現実なの?
みんな自分と同じ気持ちだと思ってた
僕は優しすぎるんだね でも間違ってない
自分と関係ない人も関係ある人も
嫌いな人にも好きな人にも 分け隔てなく優しく出来たならいいのに
孤独になって 寂しいときに 気づくよ
強がっても誰かがいないと
涙を流すことさえ できやしない
だから僕が悲しいように
君もまた悲しいんだね
大切ななにかが見えた気がする
数えきれないほど溢れる人がいるけれど
はたしてどれだけ自分より他人を思える人がいるんだろう
数えきれないほどの人がいるならば
一人くらいは 優しい人がいてもいいはず
僕がその優しい人になろう。