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どるとるの部屋


[7283] 希望という船に乗り
詩人:どるとる [投票][編集]


僕は 生きているよ
小さくても 生きているよ

君の住むその街から僕の街は 見えないね
僕の住むこの街から君の街も 見えないね

僕の流した涙も 浮かべたはずの笑顔も
誰かが見ていないとまるで なかったように 消えてしまう

ちゃんと見ていて欲しいんだよ
他には何も 望まないから

そばにいれるときはそばにいて欲しい
そして 負けそうな僕の手を握ってて欲しい

雨の中でも せめて強がれるだけの
わずかな希望をたずさえて生きていたいから

君は 笑ってるかな 今何してるかなあ

今日あったこと話したいよ今すぐにでも
今日あったこと聞かせてよ今すぐにでも

誰かがくれた言葉に救われて 同じ言葉で 傷つけられて
そんなことを繰り返して生きているよ

僕の目を見て 悲しそうだったら 何も言わずに抱きしめて欲しい

ほんの少し 時間に余裕があったら 長いキスをして欲しいんだよ 気まぐれでもいいから

悲しみは消えなくても君がいれば希望という船に乗りまた明日へ行ける

またそうして夜が明けては
気づかず 暮れていく
重ねてく日々に 意味はなくても
そうして生きている毎日が 意味のあることだと 君は笑う

ちゃんと見ていて欲しいんだよ
他には何も 望まないから

そばにいれるときはそばにいて欲しい
そして 負けそうな僕の手を握ってて欲しい

雨の中でも せめて強がれるだけの
わずかな希望をたずさえて生きていたいか。

2016/01/26 (Tue)

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