ホーム > 詩人の部屋 > どるとるの部屋 > ありふれて

どるとるの部屋


[7285] ありふれて
詩人:どるとる [投票][編集]


約束を結んで 指切りした夕暮れ
誰かが 置き忘れた涙の足跡
追いかけながら 帰る

猫が にゃあと鳴く いつもと変わらない朝なら都合がいい

ありふれている すべてを
幸せと 名づければ 悲しみなど 小さなこと
痛みは 残るよ 雨上がりにも
だけど 雨は虹になる
涙も 笑顔になる。

2016/01/27 (Wed)

前頁] [どるとるの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -