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どるとるの部屋


[7319] 最後の観覧車
詩人:どるとる [投票][編集]


二人の恋は まるで通り雨のように
ざっと降って 嘘みたいに止んだ

最後に 乗ろうよ 記念じゃないけど
君が好きだったあの遊園地の観覧車

一番 高い場所から見る街並みは

二人の日々を そっと映していた

あの街は 涙も笑顔も 染み込んでる

それでも 今日で僕らはお別れです

強がりだからさよならは 言わないよ

だけどゴンドラが地上に着いたら

もう僕らは知らない人どうし。

2016/02/03 (Wed)

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