詩人:どるとる | [投票][編集] |
流れていくだけの日々は なだらかに
絶望へと ただいざなわれてゆく
怠惰な僕を生きることを許してくれ
僕の瞳に落ちる 冷たい太陽にふれた
指先が 凍えてしまいそうなんだよ
こぼれ落ちた光の涙が濡らしたのは
どこまでも続いてそうな道
壊れたラジオから 不快な音が漏れてる
愛を歌った人は 教えてくれなかった
愛されないときの為の逃げ道を
ひたすら求めてる あの太陽が欲しくて
追いかけたよ 離されてくばかりだけど
なぜだろう 手のひらの温もりは
太陽によく似た たしかな温度
ビルの群れを 通り過ぎて 影が揺れる
夜中の 寂しい路地裏にもあるさ
忘れられたような幸せだけど
僕の瞳に落ちる 冷たい太陽にふれた
指先が 凍えてしまいそうなんだよ
こぼれ落ちた光の涙が濡らしたのは
どこまでも続いてそうな道。