詩人:どるとる | [投票][編集] |
世界の終わりを 待たせたまんまで
どこかで 聞いたような言葉にすがる
優しさと 甘えを履き違えた僕らは
まだ 心におしゃぶりさせたまま
ゆるりと ただ流れていく無益な時間
切り刻め 時計よ僕の情けない弱さを
群青に染まる 夜明けを追い越した先にあるものを
不老不死あるいは 世界の終末理論について
僕らは いつまでも同じところを
ぐるぐる 回ってる
今日も明日も 行ったり来たりの往復
一時間そこらの 道のりを
時計が急かすままに 足を前に前に 動かして
相も変わらず世界の終わりを待たせてる
昨日 咲いたばかりの花も散るような世界
ララバイ ララバイ 言い残せるのなら。