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どるとるの部屋


[7392] イエスタデイワンスモア
詩人:どるとる [投票][編集]


暮れゆく街並みを背に君はうつむいた
悲しむその理由を聞くこともないまま

流れていく時間はこわいほど早くて
あっという間に朝が夜に変わる

君の 明日がどんな日でも素敵な日になるように
僕はただ願うことしか 出来ません

それでも 君が笑ってる世界には 悲しみなんか ないような気がする

カーペンターズを聴きながら帰ろう
君と交わす終わりのないしりとり

イエスタデイワンスモアが一番好きで
何度でも繰り返し聴いていたよ

明日が来ることを待たなくなったのはいつからだろう
群青色の 思いがにじんでとけ出す

目を閉じて描くのは明日の笑ってる 僕
その隣で笑っている 君

僕の瞳に落ちる 太陽は ひび割れて
卵のように黄金色に ひときわ輝いて
暗闇にのみこまれた
そのときの痛みを 覚えていたい

君の 明日がどんな日でも素敵な日になるように
僕はただ願うことしか 出来ません

それでも 君が笑ってる世界には 悲しみなんか ないような気がする。

2016/02/17 (Wed)

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