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どるとるの部屋


[7474] 遠い街から
詩人:どるとる [投票][編集]


相変わらずの 日々を それとなく暮らしてる

のらりくらり かわした 誰かの長い話

今の僕にとって大して必要なことは何もないよ

ため息を吐きながら嫌々生きるくらいなら

時には怖じ気づいて逃げ出してもいいだろう?

ふと会いたいと思うとき 何度でも 君を思い出して
色とりどりのイメージをつかまえる

自由な解釈で 柔軟な頭で 発想の転換で
つまらない世界を 今日で終わらせるよ

今日から 楽しいことばかりだ 覚悟しておいてね 泣く暇なんか与えないから

東京の 街の暮らしにも慣れ親しんだ頃に

出会った 運命の人は そんなふうに笑うんだ

企んでいる筈なのに 罠に飛び込んで行きたい

寒くもなく かといって暑くもない季節

待てど暮らせど 君の猫は僕になつかない

離れてると思っていたけど 君と僕の街は
電車を いくつか乗り換えて行けるんだね

こうして君を思えばいつでも 電話の声の向こうの君に会える

仕事はしばらく忙しいけど元気かい? 遠い街から 思いを募らせる

会いたいな そう思うだけでもさせて

お腹のほうは満腹なのに心が空腹さ

満たせるのは きっと君のあの笑顔

来週末には 会える
そう思うことにした

ふと会いたいと思うとき 何度でも 君を思い出して
色とりどりのイメージをつかまえる

自由な解釈で 柔軟な頭で 発想の転換で
つまらない世界を 今日で終わらせるよ

今日から 楽しいことばかりだ 覚悟しておいてね 泣く暇なんか与えないから。

2016/03/08 (Tue)

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