弱さと強さが 入り乱れている
相容れない光と影がひとつになれずに迷っている
知り得た言葉で何を 言いたいのか
それさえ 曖昧でぼんやりと ぼやけてる
当てずっぽうのように 決めた旅立ちの日を
僕は僕を 笑ってた
東京の天気は午後になるにつれ崩れ
雨は強まり 次第にどしゃ降り
見飽きた風景を飛ばすタクシー 灰色の夕暮れ
時刻は6時を迎えようとしているよ
空と地面の境目もわからない 春の夜
夢の終わりのように覚めたあとに見る夢
錆び付いた 歯車がゆっくりと回りだした。
2016/03/25 (Fri)