詩人:どるとる | [投票][編集] |
愛おしい恋人の心につづく果てしないこの道を僕は歩いていくのさ
君の心にいくつもあいた素晴らしい窓をのぞけばいくつもの光が見える
その窓の数だけ
なんて素晴らしいんだろう君は
思わず驚嘆するよ
なんて素晴らしいんだろう君は
自分が情けなくなる
恋人の窓にはたくさんの驚きと卑屈が溢れている
いいな いいな
君の窓
いいな いいな
恋人の窓
のぞけばのぞくほどうらやましい限りで
かわいさあまって憎さ百倍に膨れ上がる
そんな僕たちのこの頃
シャボン玉のように日々消えてはあらわれて
そのたび君の窓の数も日に日に増えて
僕は誇らしさと同時に情けなさを知る
ああ 愛おしい気持ちは変わらなくても
複雑なこの心境
消えやしないんだ
愛おしい君に告ぐ
確かに素晴らしくはあるのだけど今ひとつ釈然としない。