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どるとるの部屋


[7566] 海を渡るボトルメール
詩人:どるとる [投票][編集]


空も晴れて 太陽が光の雨を降らす
何も悲しいことなんて 見つからないよ

笑う準備など いりません
好きなときに タイミング合わせず笑えばいい

嘘の必要な 付き合いならば
ここぞって時にだけ
なるべくならば本音で向き合いたいよ

素直になれない それが私の性分なんです
ごめんなさいね ちょっと悪戯っぽく
笑う君の その笑顔に今日も 言いくるめられる

夢から覚めても 気づかないのは
多分夢のような毎日だから

涙が流れて 広がった海を泳ぐ心に羽が生えてカモメの群れを追い越していく

ぷかぷかと浮かぶ どっちつかずの思いに
向き合えず今日も

小さな瓶に詰め込んだ 手紙には
未来への 豊富なんかを書きまして
ちょっとだけ 未来を照らす光にする
これからはもう少し 笑顔が増えそうさ

真っ暗闇の夜を 飛び越えて君に
会いに行くよ この気持ちを連れて

ラララって 歌えばほらね 否応でも
笑顔になるだろう そんな強がりでも 歩き出せるなら
なんだって武器にするさ

素直になれない それが私の性分なんです
ごめんなさいね ちょっと悪戯っぽく
笑う君の その笑顔に今日も 言いくるめられる

なんだかんだ言うけど案外それが嬉しかったりして
あとで こっそり宝物にしてたりして。

2016/03/30 (Wed)

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