詩人:どるとる | [投票][編集] |
太陽が焼け落ちた 空に 焦げ付いた闇が 張りついて光を遮る
誰かの声を探して 耳を澄ますけれど
孤独な僕にはそういや 宛なんてなかった
空気のように ただ呼吸するだけならば
存在する意味などないと 鼻で笑ってた
信じていた世界はやがて 姿を変えてしまう
世界が変わったんじゃなくて
世界を見る僕の目が変わっただけ
化け物じみた 感情さえ今は味方だ
ノーバディクノウズ って呟いて
歩き出す一歩が 鼻先で迷ってる
臆病な手が 恐る恐る 開いた ページは昨日を上回るだろうか
たったひとつでも優しさがあれば
どこまでも 生きて行けるというのに
いつでも僕を信じてくれる そんなぬくもりに 出会えたなら
悲しいシナリオも運命と笑うならば
それもまたいいねってまた笑いながら
見送ってきたいくつもの可能性
諦めてしまえば楽だ でもそれでいいのか
ノーバディクノウズって 呟いて
少し強がる 昨日より勇気ある僕だ
目には見えない不安や 葛藤と
闘いながら 傷だらけになって
見つけた答えを 正しいと信じたら
行こう 試してみよう 自分自身を
信じていた世界はやがて 姿を変えてしまう
世界が変わったんじゃなくて
世界を見る僕の目が変わっただけ
化け物じみた 感情さえ今は味方だ
ノーバディクノウズ って呟いて
歩き出す一歩が 鼻先で迷ってる。