詩人:どるとる | [投票][編集] |
銀河を 漂流する汽車に乗って 旅立つ
ある日突然始まった 何の前触れもなく
窓から眺める風景が地球から離れていく
果てしない旅になりそうだ
カムパネルラは 小説を読むように生きる
主語がない動詞だけの会話をしよう
いつかどこかで聞いたような昔話よ
いつまでもきらめく星になれ
手の届かないものを人は想像する
小説にしたり 絵にしたりする
手の届かないものほどこの手は欲しがる
カムパネルラは 小説を読むように生きる
主語がない動詞だけの会話をしよう
いつかどこかで聞いたような昔話よ
いつまでもきらめく星になれ。