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どるとるの部屋


[818] 回り続ける地球の片隅で
詩人:どるとる [投票][編集]


いつか時の流れ途中で解き放たれた光
今もこうして消えそうでもちゃんと輝いてる
目に見えるもの
目に見えないもの
いろんなものに囲まれながら今日もまたとない1日をかろうじて生きる

さあ 生きなさい
どこかで僕に命ずる声
従うわけじゃないけど
僕は生きてゆくよ

今 大きな足跡を明日に刻み込んで行こう
回り続けるこの地球の片隅で今日も明日も生まれる光に出会うため 描いてゆくのさ 奇跡という軌跡を

口笛の矛先に消えていく涙を その悲しみを
全力で感じながら
僕は僕を抱きしめる
全力で抱きしめる

回り続けるこの地球の片隅でただひとり
あの世行きの送迎バスが来るまでひとり。

2010/01/02 (Sat)

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