詩人:どるとる | [投票][編集] |
君が笑うと僕までうれしくなるんだ
君が泣くと僕まで悲しくなるんだ
幸せになるにはとても簡単だ
君が幸せなら僕も幸せだから
でも人は簡単に不幸にもなれる
どうしてだろう 命には限りがあるのは
生きたいと思った
君がいた世界で
同じ世界なのに
今は死にたいと思う
君がいないだけで
この命なんて何の価値もない
僕が笑うと君までつられて笑った
僕が泣くと君までつられて泣いた
生きることはなんだろうって考えた
歩くこと 息をすること 誰かを愛すること そのすべて
永遠だと思った
君との時間
短すぎる永遠
つかの間に終わった
もう誰も愛せない
幸せになんてなれなくていい
雨の終わりを
僕は知っている
雨上がりのあとの
おだやかな街並み
そこにある風景
そこにある営み
幸せは確かにある
僕には見えないだけで
生きたいと思った
君がいた世界で
同じ世界なのに
今は死にたいと思う
君がいないだけで
この命なんて何の価値もない
その命に価値を見いだすことが出来るとしたら
きっと僕がまた誰かを愛することが出来たときだ。