詩人:どるとる | [投票][編集] |
想像してしまうんだよ 君のいない毎日を
そしたら僕なんて何も出来ない役立たずだった
君の笑顔が どれだけ僕を支えているのか
気づくには きっと君がいたんじゃ わからないね
大切なものは 失ってはじめて気付く
誰かが言った言葉が心を突き刺す
君は笑っていたんだよ 僕がどんなに
君にひどいこと言っても 愛してるって
笑っていたんだよ なぜかな今になって
君がいない寂しさが押し寄せてくる
気づいたんだよ 僕は孤独なんだね
君にこんな寂しさを与えていたんだね
想像してしまうんだよ
君を失った僕の落胆を
その落ち込みようは半端ないって 思うんだよ
君の 優しさが あったから 僕は笑えてた
闇の中で明かりをなくしたように 道に迷ってしまった
高架下の壁に 描かれた落書きのように
行き場のない 思い
君は 幸せだって泣いたんだよ
自分が幸せになるより僕の幸せを望んだ
僕は そんな君にどこかで甘えていたかな
だとしたら 僕は情けない男だったね
気づいたんだよ 僕が見ていたのは
君じゃなく君を愛している 僕自身だった
迷子のように愛はさまよい
宛もなく 徘徊する
たとえば 弁解できるなら
どんな言葉で 君とのけじめをつけるだろう
もういない 人にどんな言葉でなら
償えるというのだろう
返せる言葉もない
君は笑っていたんだよ 僕がどんなに
君にひどいこと言っても 愛してるって
笑っていたんだよ なぜかな今になって
君がいない寂しさが押し寄せてくる
気づいたんだよ 僕は孤独なんだね
君にこんな寂しさを与えていたんだね。