詩人:どるとる | [投票][編集] |
人もまばらな終電間際の駅のホーム
改札を抜けたあたりで降りだした小雨
遠くに光る小さな星のまたたき
思い出しているのは今日あった出来事
僕らは 目を閉じても消えない光を
何も見えない暗闇に探している
まばたきする瞬間に浮かんでは消える
名もない幸せが 手招きする未来で
言うことなんか聞いてあげないよ
僕は聞き分けのない風来坊だ
重ねてくのは いくつもの言葉とメロディ
忘れかけた夢のありかを 思い出して
ポケットから覗いた小さな未来
僕らは 目を閉じても消えない光を
何も見えない暗闇に探している
まばたきする瞬間に浮かんでは消える
名もない幸せが 手招きする未来で。