詩人:どるとる | [投票][編集] |
足元に引かれたスタートのライン
確かめたのなら そこが始まりの場所
ちょっと深呼吸 雨上がりの虹を
描いた空に 投げたスマイル
百あるうちの たったひとつの運命
手にした僕らは 幸せなんだろう
道しるべは落とした涙だ
迷わないで 帰れるように
また何度でもスタートラインを探す
明日の君に出会えるように
この街で一番高いビルにかけ上って
見下ろした街 橙に暮れていた
いくつの 分岐点を過ぎただろう
降りる駅を間違えないようにしなくちゃ
味の無くなったガムをまだ噛んでる
いつか味が出るかもなんて期待して
南南西に 舵をとれ あの星を見失わないように
瞬く光に 謎は暴かれて
そして再びスタートラインに 立ち返る
明日の君が 笑えるますように
目をつむった 瞬間
飛び込んできた
無数のイメージに
飲み込まれて
僕はがらんどう
道しるべは落とした涙だ
迷わないで 帰れるように
また何度でもスタートラインを探す
明日の君に出会えるように。