詩人:どるとる | [投票][編集] |
眠れずに ずっと 閉じれない瞼
天井をさまようばかりの瞳は爛々
何となく ドライブでちょっと近場まで
ハンドル握る手が 夜を 駆け抜けてく
やや 少しだけ 曲がった車体を 戻してく
この道は ブロードウェイ
果てしなく続く 滑走路
君が 突然
ドライブに行こうよって誘うから
僕は財布と免許証だけ引っ付かんで
くたびれた 靴と上着で 夜の町に繰り出す
さあ あと少しで 到着だ
君に見せたい 夜景まで
二人の 恋路にナビなんていらない
道なりに 進めば 目的地まで行ける
金ぴかに輝く ゴールドの街明かりが見える
笑った君は助手席で はしゃいでいるよ
八重歯の君はとても可愛いよ
君は嫌いみたいだけど僕にはチャームポイントさ
レッドカーペットを優雅に歩くには
まだまだな 僕らだけど
関係ない サンダルで レッドカーペットを駆け抜けてくだけさ
ドライブに 行こうよ 理由などないけれど
何となく 気持ちが外に向くんだ
頭の上は満天の星空 記念に一枚
そうやって思い出に なっていく 時を
いくつでも 増やしてこう約束ね
ほぼ同じタイミングで
ドライブに行こうよって誘うから
僕は財布と免許証だけ引っ付かんで
くたびれた 靴と上着で 夜の町に繰り出す
さあ あと少しで 到着だ
君に見せたい 夜景まで
二人だけの 夜は
まだまだ 終わらない
時間なんて ないみたいに。