詩人:どるとる | [投票][編集] |
優しさだったりぬくもりを知ったときから
僕は 一人が無性に寂しくなってしまったの
平気なふりをして笑う必要がなくなった
今は 大切な人が 傍にいるから
嘘なんかつかなくてもいいよ
素直が一番だよ
強がりや 意地を張るのはやめて
泣きたいときは 泣けばいいのさ
涙を見せるあなたを 弱虫と 笑う
人がいるなら そいつらを 笑ってやるから
何も心配しないでいいよ
今日から私が あなたの
居場所になるから
本当の 孤独や 悲しみなんか 知らない
僕なんかよりずっと辛い立場にある人ならごまんといるから
自分だけが 悲しいような顔は できないけど
でもやっぱり自分だけの悲しみはある
ただ居心地のいい場所になるつもりはないよ
あなたが 道を 間違える時は 厳しく 叱るから覚悟してね
愛と言えるものは この世界に いくつあるかな 数えてみる
優しいだけの 愛なんて きっと僕には似合わないだろう
だから悲しみ重ねて愛を知る
疲れて帰ってきたあなたを
おかえりと迎える人の笑顔が
眩しくて 幸せとは何かを 気づいた
君が 求めたのは 変わらない暮らし
そして あなたは座る
身の丈に 合った みすぼらしい椅子に
涙を見せるあなたを 弱虫と 笑う
人がいるなら そいつらを 笑ってやるから
何も心配しないでいいよ
今日から私が あなたの
居場所になるから。