僕は 何も知らないまま この世界に 生まれてしまった大切な人の温もりに ふれたとたんに意味のないはずだった毎日が がらりと変わった君が笑った それだけのことで 僕は この上なく 嬉しくなってつい 調子に乗ってしまうけどそんな油断してる僕にも 君はためらいもなく手を差しのべてくれるくだらないことも ありふれたこともそのすべてを愛せるなら 生きていく意味も少しはあるのかなって思った。
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