詩人:どるとる | [投票][得票][編集] |
久しぶりに笑った気がするなあ
僕の笑顔はすっかり錆びついて
こんなに頑張ってもなんだか笑ってる気がしない
でも笑ったことにはかわりないから別に誰にもわるいとは思わない
空がいつもよりも低く感じるのは
少し希望芽吹いたからかな
なんてことを言いながら歩道を歩き暮れなずむ空を見ていた
夢の中じゃ僕を悲しませるものなんて何もないから安心して眠りなさい
そんな優しい言葉かけて眠ろうとしたけれど
星空が見えている
それでも綺麗だけだとは思えない景色
悲しみが 苦しみが
いつでも僕の中には言い訳と文句と卑屈があふれてる
そんな僕でさえも
太陽は あの太陽は
笑ってるみたいに
照らしてくれる
目覚めの陽の光
カーテンを巻き上げて
注いでくれる
明日もまた泣いちまうかもしれないけれど生きていこう
そう思える
小さいけれど僕には大切な大切な生きがいが見えている 今は
ありがとう
感謝の津波が
胸の奥から
押し寄せている
そんな状況下
僕はひとり
立っている
ただまばゆく光る
太陽の真下で
太陽と笑いあいながら
常識の捕虜だとは思わない もう
そんな悲しいことかき消す輝き 見つけたから
笑う太陽
あいつが教えてくれた
青空いっぱいに陽を注ぐあいつが。