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orangestの部屋


[64] Milky Way
詩人:orangest [投票][編集]

ホントは誰にも解らないように泣いていたんだね
やけに明るいその笑顔が僕の胸を締め付ける

いつしか向き合っていたつもりになっていたんだね
何にも知らなかったのに

それでも信じてくれたこと
僕も信じてみるから

だから僕達は笑い出したんだ
特別な理由なんてなかったけど
あどけない手と手を触れ合わせたら
確かに何かが繋がった気がした
優しさがほら溢れていくように

こんな時代だからと諦めてしまったその明日
代わりがないからこそとても重苦しくなって

「大丈夫」だと言うことは簡単にできるから
何にも言えなかったけど

それでも立ち上がったこと
僕も強くなれるから

だから僕達は歩き出したんだ
ぎこちなさ残る足取りだったけど
何気なく重ねた瞳に映る
ものがなんだったのかななんてことは
一人じゃないことだけで満たされる

見上げた空に流れた天の川
一体君は何を願ったんだろう...

2010/07/07 (Wed)

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