詩人:さっち | [投票][編集] |
私、また一歩大人になるために旅立ちます。ありがとう。今まで。 お母さん、つらい時慰めてくれた、あなたの腕のなかはとても温かくて、でも少しだけ、照れくさくて、それでも、あなたの腕は大きかったよ。ありがとね。あなたは私の生きてきた中で一番の理解者でした。 お父さん、あなたの強引さにはいつもすれ違いばかりで、あまりしゃべらなかったけれど、黙っていてもあなたの背中は大きくてたくましかったです。あなたは私の人生の中で電車のレールのような存在でした。 ほんとにありがとう。 私、また一歩大人になるために旅立ちます。二人とも星座になってしまったけど、ちゃんと胸はってみんなに言えるよ。 お父さんとお母さんは 私の最高の恋人だって。
詩人:さっち | [投票][編集] |
二年付き合ってた彼女と別れた 必死で涙こらえて みんなの前で愛想笑いして家に帰ると部屋で一人泣いてた 偶然部屋に入ってきた お母さんは知ってか知らぬかはわからないが 泣いている僕に優しい声でこう言った 「あんたは本当に悲しいよねつらいよね だけどあんたには絶対一生別れることのない家族がおるからね だからあんたはまだ幸せなほうなんだよ」 そう言われた瞬間 とめどなく涙がでた だけど ほんと小さな一歩を進めた気がした。
詩人:さっち | [投票][編集] |
俺が鳥をみて 「鳥は自由に空を飛べるからいいな」って言った。 お前は 「誰が鳥が自由に空を飛べるといったの?鳥が言ったの?」と聞いた。 鳥よりも人間のほうがずっと自由で無神経だって思った。