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さとりの部屋


[11] 無題
詩人:さとり [投票][編集]

真っ暗な景色
そこには何も見えなくて



ただ存在する僕の
足跡だけが存在する




なんとなく伸ばした手のひらに感じる何かを


僕はどうしようもない程
愛しく思ってしまうんだ




歩き続けることに
意味があると信じて


この先果てしなくとも

時には寄り道するけれど



僕は僕で在り続けよう




愛する誰かを見付けて一生を終えるなら


それが僕にとっての幸せなんだと思うんだ



笑える今があるから一生を終えたとき



それが僕にとっての
全てなんだと思うんだ

2011/02/15 (Tue)

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