ホーム > 詩人の部屋 > さとりの部屋 > フタリぼっち

さとりの部屋


[4] フタリぼっち
詩人:さとり [投票][得票][編集]

始まりと終りのあの日



あいつはどんな顔して言ったんだろう



あの子はどんな顔して聞いたんだろう




変な所で現実的なあいつだから

これが一番だったのかな




人一倍寂しがりやなあの子だから

今頃は泣いてるのかもしれない






それでもこれが二人の為のものだと



幸せの為だと僕は信じるしか出来ない。








だけど




ふと願ってしまう







またいつかあの場所で

あの時のように





幸せそうに笑い合う日が来ること












この先のことなんて僕には分からない







でも


どうか




今日の日を笑って過ごせる


そんな日々になってほしい








曇りない笑顔で過ごせるそんな日々に









どうか、なってほしいな

2009/11/09 (Mon)

前頁] [さとりの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -