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けむりの部屋


[44] 感じていた
詩人:けむり [投票][得票][編集]

愛がなにかも
知らないで
おれは
せわしなく
すぎていく季節に追われながら
求めていたけれど
当たり前のように終わりが来て
当たり前のように
後悔しながら
ちぎれ
離れていく
あのとき
もしって
思い返しちゃ出会ったころをなつかしむよ
笑っちゃうよな
わがままも認め合えるって
感じてた
すれ違うことも多かったけれど
抱き合うたびに
ほら
こうして許し合えるって…
今んなって
もっときみを大切にしときゃよかったなんて
救われないだろ
だけど
もし
もしさ
もっと違うかたちで
まやかしじゃなく
きみを愛せる
そんな自分を見つけられたら
コールするよ
それまで
きみを
忘れられそうに
ないよ

2005/03/11 (Fri)

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