詩人:あぃこ | [投票][編集] |
静けさのなか
響くことだま
励ましの歌を胸に
涙ながしあった
いろんなことがあった
辛いことも
苦しいことも
だけど今は
胸弾ませた記憶だけが
色鮮やかに渦巻いている
きっと
誰の心もひとつ
誓いを胸に
いざとびたたん
みんなの顔
浮かべてみる
眠れない夜
ほのかに灯るような優しさに包まれて
あの日々を
確かに僕らは生きていた
一時のさようなら また会う日まで
夢のつぼみが花ひらく時
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一番近くにいて
一番分かっているつもりだった
君のこと
まだまだ知らないことばかり
めくるめく日々
かいまみる
優しい 愛しい
温もりのなか
照れて震える
その声も
これまで生きてきたなかで
一番分かっているつもりだった
僕のこと
知らなかったよ
こんな気持ち
こんな衝動
鏡のなか 微笑む
知らない人みたいな
僕が笑ってる
今までと違う色に
色付き染まりあがった世界で
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きらっ 流れ星
奇跡の星に暮らす63憶人
何を想い 何を願うだろうか
きらっ 流れ星が
街角のよりそう恋人達を照らす
貧しい二人は家もなく
寄り添ってベンチから空を見てた
綺麗ねと瞳に星をうつして
"あったかい"を半分こずつ
幸せそうにわけあった
きらっ 少年は動けずにいた
電話を持つ手 意味もなく何度も持ち代えたりして
瞳のはしに光りをとらえて
大きくうなずき
最後の番号に手をかけた
きらっ 流れ星はビルの谷間
あの人は
忙しくデスクに向かい
空も見ずにうつむいて
家路をいそぐのかな
ふりあおげば その光りが
待っているのに
願うことは人それぞれ
でもたどりつく結末は同じ
幸せというあたたかさまとって
今日も明日もずっと
微笑んでいられるように
流れ星は今日もその光りをまきちらす
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残された時間は
あと少し
思い出を紡ぐには
短すぎて
一歩一歩
確実に未来に近付くことを拒む
別々の道を歩む仲間
励まし合い支えあい
笑いあったいくつもの季節
もっとたくさん
笑おう 残そう
私たちの記録を
もっとたくさん
知ろう 考えよう
私たちの未来を
これから出会う厳しさに
折れてしまわないように
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ただいまの返事
返ってこないことは知ってる
鍵をまわせば虚しい空虚な音
ひとりぼっちの家
ぴりぴりと空気が痛い
重すぎる沈黙がよこたわる
リビングをぬけるのも一苦労
どろり どろり
足をとられて動けないよ
けたたましい目覚ましの音
この静けさの中
耳が痛い 痛い
たまらず雫がこぼれおちる
この波に
この涙に
泳ぐ音符の魚
その音を掴みたくて
スイッチを入れたその時から 静けさから救われるその瞬間
染み入るメロディ
僕も 溺れるように
泳ぎだす
音の波にのって
静けさを凌駕する
鏡に向かって
平気だ
と笑ってみる
強がってこぼれた涙は波にさらわれ
今日も 僕は平気だと笑う
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あたしの気持ちもねりこんで
こんがり焼きあがった
甘さひかえめのチョコチップクッキー
甘いものが食べられない君へ
だけどクッキーなら食べられる君へ
ひかえめに だけどそれでいて歯触りで主張する
好きよ 好きよ 好きよ
ちりばめたチョコチップ
その数だけ
あたしを抱きしめて
そして甘ったるいキスをしよう
はやく届けたいチョコチップクッキー
頬そめ はにかんで笑う
君の おいしい が聞きたくて
あたしは息を切らすだろう
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気持悪くなるくらい緊張して
ドキドキがとまらなくて
でも
エンジンをかけて
ギアをいれたら
ほら、別世界
肝心なのは
ちょっとの勇気と思いきり
自分の手できりひらいていくチカラ
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すぐすねて
憎まれ口たたく
そんなとこあたしと一緒
よく笑って
くよくよしたことが大嫌い
照れ屋なお人好し
ずっと一緒にいるうち
いろんなあなたにドキッとした
あまりうまくない照れ隠し
すぐふざけるから
いつも最後まで言えないから 今日は聞いて?
あたしにしか見せない
その子供っぽい無邪気な笑顔で
いつまでもあたしにドキドキをください
マイダーリン
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忙しく移りかわる
街の色 輝き 人々
その中に
ふわふわと
漂う僕
何がしたい
何を欲す
わけでもなく
ふらふらと
波にまかせてゆられてる
たゆたう七色のパラレル
綺麗なビジョンに目もくらむ
弱い僕
嘘でぬりかためた殻
雑踏のなか
音もなくしのびよる
黒い影
小さな僕は
弱虫で泣き虫な僕は
きらびやかな理想で飾りたてた
きらめく七色のパラレル
ぱらぱらと崩される
足元の殻が音をたてる
にやにやとうずくまる影
満足か?
人波のなか
すれちがう人皆バカにしてた
さげすんでた
でも違う
ホントは
気付いてほしかったんだ
顔をのぞかせた本来の僕
ねえ
僕はここ
早く見つけて
影がカラカラ笑った
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君の仕草
かわいくて
思わず ぎゅっ
何すんだよ 恥ずかしいだろっ
照れたって
かまわず ぎゅっ
笑いあって 見つめあって
幸せな ぎゅっ
レッツ はぐLIFE
いつでもどこでも
同じ温度で
同じ気持ちで