それでも良いと言えばあなたはもう一度キスをしてくれただろうか手の温みをあの人と分かち合わせてくれただろうか駄目だと思った時にはもう遅かった滲む色帰る場所はもうないの膝抱えて帰る場所はもうないのそばにいたかった私で満たしたかったあなたを丸ごと全部分かりたかったあなたとのこれからを描いた愚かな私あなたの見つめる先には違う人がちゃんと笑っていたのにねこんなに泣くならあなたの秘密でいればよかった
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