くらやみ大きな手光るやいばぼくは 独りだふとした瞬間に訪れる静寂僕は気に入らない何もかも優しい猫撫で声も光に導くてのひらもわずらわしい言葉にするのが億劫で飲み込み続けた光もうあたりは真っ暗闇ひっこみもつかない涙でボロボロ格好もつかない閉ざされた口閉ざされた心こじあけようと必死諦めてだんまり疲れ切って ため息さよならサヨナラぼくは やっぱり独りかもしれない
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